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あえていえば、動物性たんぱく質を一日体重の千分の一程度に抑えるほうが、内臓の負担にならなくてすむし育毛効果が最大になる。その一つは自毛植毛である。これは、まだ脱毛していない部位の毛髪を育毛剤頭皮ごと切り取り、髪を1本ずつ株分けして脱毛した部位に移植する方法である。
一方、現在におけるカツラの需要の大半は部分カツラであろう。さらに、この人工毛は、本人の自毛と寸分違わぬ太さ、色、つや、硬さ、場合によっては白髪混じりの比率まで徹底して似せてあり、本人以外に、あるいは増毛した事実を知らされた場合を除いて気づくことは考えられないほどに、うまくできている。そしてこれを排除しようとするが、この人工毛は当然ながら、突き刺さった部分を抜けにくくするために、その先端を太くし、湾曲した形状を持たせる工夫がなされている。それは定着率が低いことである。一年以内であれば70〜80%といわれる定着率が、二年で60%、数年を経過しても定着している髪はそれほど多くはないという。これは、もともとの脱毛原因が解消されずにそのまま引きずっている由縁であると思われる。
そしてその原因を改善していないならば、今、まだ生えている髪の毛根が弱っているのは明らかなのである。また中には、カツラメーカーでありながら、発毛・育毛を謳い客集めをしているところもある。まず、それらのほとんどは、対処療法的な考え方のもとに研究され、製品化されていることが原因である。
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